人々を幸せにできる夢に育て上げよう

「自分の夢を、もっとでっかくでっかくしてったら、最終的にはみんなを幸せにする夢になるはずなんや。」
(水野敬也氏著書『夢をかなえるゾウ』の文中より)

関西弁をしゃべり、ゾウの鼻を持つ神様、ガネーシャが、主人公であるサラリーマンの夢を叶えるために様々な課題を与えるという水野敬也氏の小説『夢をかなえるゾウ』は、シリーズ累計430万部を超える有名なベストセラーです。この言葉は、その中で綴られているもので、ここでの課題のテーマは、「サービスとして夢を語る」です。酔った勢いで語る先輩の夢をあまり楽しくないという主人公に対し、ガネーシャは、その先輩の夢は「自分のためだけの夢でサービスになっていない」のだと解説します。そして、ガネーシャは言います。「ぎょうさんの人が聞きたい夢いうんはな、世の中がそれを実現することを望んでいるいうことやろ。そしたらその夢、かなえるのめっちゃ簡単やがな。なんせその夢はみんなが応援してくれる夢なんやから。」と。聞いた誰もが応援したくなるような夢。楽しくなるような夢。そんな夢こそが、最高の情熱を注ぐことができる夢なのだと水野敬也氏は教えてくれています。
当然、最初は自分本位で身勝手な小さな夢なのかもしれません。ただ、その夢をしっかりと育て、大きな夢にしてくことによって、その夢は多くの人々を幸せにする夢、多くの人々から期待される夢になるのでしょう。今、あなたが、貴社が抱いている夢、ビジョンをさらに育て、多くの協力者に囲まれることを切望します。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。