夢を持つことによって生まれるエネルギー

「夢を持つことは、それに向かって努力すること、力を発揮することにつながります。」
(若田光一氏の言葉より)

日本時間、今月7日の朝、日本人宇宙飛行士の若田光一氏らを乗せた米民間宇宙船クルードラゴンが国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功しました。若田氏は、これで日本人最多となる5回目の宇宙飛行で、59歳という年齢は日本人最高齢のものとなりました。また、現在、日本人最長の宇宙滞在時間記録も持っています。そんな宇宙飛行士の若田光一氏は、幼少期は野球少年でしたが、模型飛行機づくりにも熱中していました。この頃に抱いた航空機のエンジニアにあるという夢を実現させるために航空工学を勉強しました。そうして航空機のエンジニアになった若田氏は、人類に貢献したいと宇宙飛行士にチャレンジしました。
若田氏は「人の価値は、努力の量によって決まる。」という言葉も有名ですが、小さな頃から、熱中する夢を抱き、一つひとつの夢に向かって「力いっぱい」努力を重ね、着実に夢を叶えてきました。そして若田氏は、「夢を持つこと」の大切さを力強く説いています。努力をすること、それも力いっぱい頑張ることは、夢を持つことにより生まれてくるエネルギーが支えてくれるのです。あなたは、貴社はそのエネルギーが生まれてくる環境が出来上がっていますか?
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。