一日の振り返りが夢への一歩

「自分がどんな人間で、何ができるか、毎晩、床に入って二、三分でいいから考えてみること。夢はそこから生まれてくる。」
(衣笠祥雄の言葉より)

「鉄人」と呼ばれ、連続試合出場の日本記録および世界2位、連続フルイニング出場歴代3位、通算安打数歴代5位、通算本塁打数歴代7位という数々の記録を打ち立て、国民栄誉賞を受賞した広島東洋カープ、日本球界の英雄、衣笠祥雄氏。彼は、ある対談の中でこう話しています。「子どもの時には皆さん夢を持っている。ところが大人になり、難しさが分かると自分で夢をつぶしてしまう。日々に追われて夢を持てない。それでは困るんです。自分の大きな夢、目標に向かって頑張る。その頑張る自分を応援する自分を作って欲しいと思います。若い人だけでなく、我々の年代の人間も、もっと夢を持って、頑張る姿を下の人に示さなくてはいけない。だから僕も頑張らないといけないと思い始めたんです。」と。
自分を見つめ直す先に見えてくる未来。そんな振り返りの時間を作ることが日本人は苦手です。苦手ということは、それを克服する仕組みづくりが必要となってきます。私は、毎朝、昨日一日を振り返る時間を神社参拝というカタチで作っています。一日の振り返ると同時に今日一日の課題を創造し、そして翌日はまたその課題が確実にできたかどうかを振り返るというように。このルーティンにより、その先に見えてくるものが格段に違ってきます。
衣笠祥雄氏は、それを床に入ってからの2-3分で行なっていたのでしょう。自分を見つめ直す時間を作ることができているか否かで視界が変わり、歩む道、位置取りも変わってくるのです。彼の数々の輝かしい実績を支えたルーティン。是非、あなたも、貴社も自らの一日の振り返りを輝かしい未来へとつなげる、そんな仕組みづくりを進めてみてください。ビジョン、夢の実現を弊社がお手伝い致します。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。