だるまの目を入れるのは人の心

「人は誰でも世界中で最もすばらしい場所を夢見て、創造し、デザインし、建設することはできる。しかし、その夢を現実のものとするのは人である。」
You can dream, create, design and build the most wonderful place in the world. But it takes people to make the dream a reality.
(ウォルト・ディズニーの言葉より)

夢の実現に向けた仕組みや枠組み、箱ものは誰にでも作ることはできるが、それを機能させ、結果(夢の実現)に結びつけるのは人の心(想いと行動)だとウォルト・ディズニー氏は言っているのだと解釈します。実際に世界各地にある夢と魔法の国、ディズニーランドが数えきれないほどの多くの人々を幸福に導いているのは、その場所や施設ではなく、そこで活躍しているキャストやスタッフであることは間違いありません。
枠組みが出来上がった段階で完成したと思い込んでしまっているケースでは、なかなか実行性が上がらず、本来の到達点、目標との乖離が生じてしまっています。
ウォルト・ディズニー氏は、その事業に関わる全ての人々に自分自身の想いをしっかり伝え、共有し、心を込めた行動を実践してもらうことによって、その夢を実現させています。没後55年も経過している今もなお。
新年、だるまを買われた方もいらっしゃると思いますが、しっかりと右目を入れるためにチームのメンバーが想いを一つに心を込めた行動ができるよう努めてまいりましょう。

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。