道を切り拓くもの、それは夢

「あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう。」
(ガンディの言葉より)

インド独立の父として知られるガンディ。南アフリカで弁護士をする傍ら公民権運動に参加し、帰国後にインドの独立運動を指揮しました。激しい弾圧を受けながらも、「非暴力・不服従」を掲げ、インドを英国から独立に導いたその功績は、受賞こそ実現しなかったものの、5回にわたってノーベル平和賞候補に挙げられました。大きな壁を強い信念で乗り越えてきたガンディのこの言葉は、今もなお、様々な場面で我々が参考にすることができます。では、しっかりと夢を持っていれば、道は切り拓かれていくと説いていますが、今のあなた、貴社はいかがでしょうか?
「今、何を課題に取り組んでいらっしゃいますか?」このような質問をさせていただいた際、様々な課題をとうとうと語られる経営者に「なぜ、そのような課題を設定されたのですか?」と改めて問いかけさせていただくと、大抵の場合、「時代・環境の変化に対応するため」だとか、「ライバル社に越されている部分を挽回するため」など、環境から必要に迫られる課題で頭がいっぱいであるケースがとても多いことに気づかされます。また、これらの課題に対しては、社員(自分)もやらされ仕事なっているため、思ったほどの効果が現れていないことも残念に思われる点です。もちろん、これらの課題設定も大切であることに間違いはありませんが、自らの目指している方向、ゴールに向かうために夢を実現させるためにワクワクしながら取り組むそんな課題を口にできるようになれば、大きな変化を手にすることができます。そして、それは必ずやあなたを、貴社を夢、目指すべき方向に導てくれることでしょう。是非、どこを目指しているのか?夢は何か?をしっかりと持ち、そこに向けてワクワクする課題を一つひとつクリアしていきましょう!
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。