時間がかかることを理由に夢をあきらめるな

「達成するために時間が掛かることだけを理由に夢を諦めてはならない。いずれにしても時間は過ぎるのだから。」
Never give up on a dream just because of the time it will take to accomplish it. The time will pass anyway.
(アール・ナイチンゲール氏の言葉より)

アール・ナイチンゲールは、アメリカの自己啓発家、実業家で自己啓発分野のパイオニアとしても世界的にその名を知られる人物で、「人間開発の神様」とも呼ばれています。そんなナイチンゲール氏は言います。「いずれにしても時間は過ぎる。」と。どこの誰にも公平に与えられる24時間365日。この公平に与えられた財産をどう使うか、これによって人生は大きく変わってきます。自動巻き時計の流れるように動く秒針、クォーツ時計の1秒を刻む秒針の動き。よく、「時が流れる」とか「時を刻む」と言われますが、私はこう考えます。「時が流れる」という言葉を使うのは、受動的な考え方で、自分から時間を使っていないように思えます。反対に、「時を刻む」という表現は、主体的、能動的に時間を自らコントロールしているように思えます。
時間がない、時間がかかる、忙しい、いっぱいいっぱいだ、など「時が流れてしまっている」言葉を何度も耳にしてきました。そんな方々は、皆、時間に対する考え方が受動的になっています。そんな時間に対する考え方を持っている人は夢の実現に向けた考え方、取り組み方も非常にもったいないものとなっているのだろうと思われます。残念ですよね。私も時間管理術に出会い、習得してから自らに与えられた24時間365日に対する考え方、「時の刻み方」が大きく変わり、充実した日々を送れるようになりました。今も1秒1秒、秒針が進んでいるこの「時間」に対する考え方をどう持つか?このことが、あなたの人生、貴社の将来を大きく変えることは間違いありません。1人だと24時間、2人だと48時間、10人で240時間、100人で2,400時間。どう使うか、どう「時を刻むか」で未来は大きく変わってくるのです。万人に公平に与えられた時間という財産。有効に使い、夢を実現させましょう。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。