諦めなければ奇跡は起きる

「映画も夢も終わらない。諦めなければ何度でも“奇跡“は起きる。」
(山田洋次氏の言葉より)

『男はつらいよ』などを手がけ、日本映画界の第一人者と言われる山田洋次監督の最新作『キネマの神様』は松竹映画100周年記念作品として昨年の8月に公開されました。そして、来月2日、DVD発売およびデジタル配信が予定されています。この映画は、一昨年3月に新型コロナで亡くなった志村けんさん(自分で選んだ道は最後まで諦めない | C’s CollectIon株式会社 | 企業経営サポートの専門家 (cs-collection.co.jp))が初主演する予定だったもので、1960年代の日本映画界の黄金期と現代を舞台とする「夢」と「愛」と「奇跡」に満ちた感動の物語です。
人類が今まで経験したことのないような世界的危機のコロナ禍。映画に足を運ぶ人が激減するどころか、映画館の閉鎖という厳しい環境も重なる中、主役の志村けんさんを失った時は「どうしようかと思い、呆然とした。」と言います。公開日となった昨年8月6日は緊急事態宣言中。コロナが全く落ち着かないまま上映が続きました。そして、山田洋次監督はメッセージを発信しました。「諦めなければ、奇跡は起きる。」と。
夢を抱けば、たとえ厳しい状況にさらされても、また大きな挫折に直面しても、決して諦めることなく、歩みを進めよう!と励ましてくれます。多くの成功者も「諦めないこと」を夢の実現や成功の要素に掲げていますが、このコロナ禍というどうしようもない状況の下でも一つの大きな事業を成し遂げた山田監督がわれわれにメッセージを送ってくれています。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。