結果の苗木である「夢」をしっかり描く

「夢は現実の苗木である。」
(ジェームズ・アレン氏の言葉より)

ジェームズ・アレン氏は、イギリスの有名な哲学者です。その著書『原因と結果の法則』は、1世紀以上も売れ続く、『聖書』に次ぐロングセラーとも言われています。この本には、ナポレオン・ヒルやデール・カーネギー、アール・ナイチンゲールも大きな影響を受けたそうです。この著書の中、ジェームズ・アレン氏は、次のように語っています。
「良きも悪しきも、心の中の“思い”が原因で健康や病気、成功や失敗、富や貧困、喜びや悲しみといった結果をもたらす。」と。
また、「成功するためには、気高い『夢』を見て、目標を持ち、単に成功したいと思うだけでなく、欲望を犠牲に、達成できるという信念を持って努力しなければならない。」とも言っています。
だから、夢は現実の苗木なんですね。将来の結果としての「現実」をもたらすものは、今、描いている「夢」なんだということ。原因となる「夢」がなければ、その結果として現れるものがないということになるのでしょう。自分の将来を、自社の未来を切り拓くのは、今、描いている「夢」や「ビジョン」です。しっかりと描いてください。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。