老ける暇もないほど夢中になる

「私には海外での酒造りという心躍る夢があった。夢を追いかけるのに夢中で、老ける暇もなかった。」
(本坊豊吉氏の言葉より)

本坊豊吉氏は、薩摩酒造や本坊酒造、南九州コカ・コーラボトリングの社長を務めた実業家です。70歳の時に「さつま白波」を東京進出させ、全国的な焼酎ブームを巻き起こしました。同じく、70歳代ではブラジルに、そして80歳代にはアメリカに進出して、お酒づくりに取り組んでいます。このような経歴からも、生涯かけて夢を追い続けられたことがよく分かります。

夢を追いかけていると、ワクワク、ドキドキ、心が躍ります。夢が大きければ、大きいほど。そんな状況になると、人は活き活きし、周りから多くの人が集まってきます。輪は広がり、夢の実現の可能性はグンと高まります。とっても、歳をとって老け込んでいる場合ではありません。

本坊豊吉氏は、70歳を超えても、さらに80歳を超えても、ワクワク、ドキドキ、夢を追いかけていました。当然、老ける暇なんてある訳ないですよね。没頭できる、夢中になれる夢を持つことは、人生において、本当に大切なことなんだと改めて気づかせてくれます。是非、あなたも、たとえいくつであろうが、ワクワク、ドキドキする夢を掲げ、追いかけましょう。
[ビジネスプロデューサー 古澤秀彦]

毎週月曜日、「夢創造実現Project」と題し、夢にまつわる名言からの学びを考えてまいります。